占い師は総合的な能力が必要

占い

相談者の話を受け入れる、認める、そして話を聞き続ける。

とにかく話を聞くというのはカウンセリングの傾聴という方法のようです。

話をひたすら聞くことで、相談者は自分の心の内をすっかり表に出して内にためてた感情を吐き出すことができる。

これは大変に優れたもので相談者の悩みを心理的に解決する大きな方法であると思います。

しかし占い師とカウンセラーの違いは実は傾聴と占いという性質そのものに違いにあります。

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②占いはアドバイスをするもの

占いは基本的に聞くこととは無関係です。

占い師が占術を使って占断を下す。その占断結果を相談者に伝える。もしくは占断結果を元に現実の悩みを解決するアドバイスをするのが占いです。

そこには「聞く」という要素はありません。聞くというのは占い師にとっては相談内容を聞くということであって、相談者の心情を吐露するのを聞き続けるということではありません。だから傾聴と占いは全く異なるものなんです。

しかし、だからと言って占いは傾聴とは違うのだから相談者の心情は聞く必要が無いかというと実際はそういうわけにはいきません。

傾聴(カウンセリング)にしても占いにしても、目的は相談者の悩みを解決することだからです。

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③目的に応じて使い分ける柔軟さ

素人解釈なのですが傾聴は相談者の心情を吐き出してもらって心の整理をつけるというのが目的のように思います。つまり問題の心理的解決。

それに対して占いは相談者の心理面というよりも、現実的にどう問題を解決するかということに主眼が置かれている。だから根本的に目的が異なるもの。

しかし、そうは言っても、どちらも相談者の問題を解決するという点については同じ方向を向いている。

そして相談者の問題は現実的な困難さだけではなく、心理的な問題も大きく影響している。場合によっては現実的なものよりも心理的な問題の方が大きいこともある。

心理的な問題に占い師がいくら占術を以て解決しようと思っても限界がある。その場合は当然ながら心理的アプローチが有効となる。

占い師はまずは聞くことに徹して、相談者の心情をとにかく聴くということが必要になってくる。(もちろん心理的アプローチは「聞く」だけではないと思いますし色々な技法があることとは思いますが)

占い師は相談者の状態によって占術だけの場合、そして占術と心理的技法を組み合わせたりして総合的に相談者に接していく必要がある。

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④占い以外の知識

また実際の占いの場では占い以外の知識も必要になってくる。

たとえば心理的な問題を抱えている相談者であれば、いくら占いで占断結果を得たとしても、それを実際の悩みに当てはめて伝えるには、心理的な知識が必要になってくる。

そうでないとせっかく占断を得ても、その結果を十分に相談者に伝えきれないということになってくる。

仕事に関する相談であれば転職コンサルタント、経営に関する問題であれば実際に経営に携わった経験や経営学の知識が役に立つ。恋愛経験や、結婚相談所で数多くのカップル成立に関わったという経験も占いに役立つでしょう。

占いは人生上の問題に応えるものなので、人生における大きなイベント、仕事、恋愛、結婚、その他色々な経験や知識はどんなものでも役に立つ。

経営に携わったことが無い、経営学の知識もない人が経営問題を聞かれても、占断結果が何を表しているのか分からないかもしれない。

占い以外の知識や経験が占断結果を判断する力を左右する。

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⑤占術だけの知識では占い師は難しい

占い師にとって必要なのは総合的な能力。占いだけの知識ではいくらそこを磨いても限界がある。

そういう意味では人生経験は少ないよりも多い方が良いと思う。もちろん人生経験が多いと言っても、ただ多いだけでそこから何も学んでいなければ意味はないけれど。

大切なのは占い以外の何を勉強するか。

何でもいいと思います。自分の好きな分野で、そして適性のある分野で。それが占断をするときに活きてくる。

占術には明確に答えは書いていない。適性のある職業を聞かれても〇〇という職業が良いですとは書かれていない。

命式(ホロスコープ)を頼りに占い師が考えて答えを出さなければならない。その答えを出す拠り所が占い以外の知識や経験ということになる。

占い師が読む命式(ホロスコープ)は、人間の性質・長所・短所・性格、そして運勢の傾向が書いてあるだけ。それだけであらゆる相談に応えるには無理がある。

全ての分野の知識や経験を自分のものにするというのは不可能かもしれない。でも自分がこの分野は得意というものを持つ。その得意分野を応用して色々な問題に応えていく。

占い師は相談者の悩みに占術でアドバイスをする、時には聞くことに徹して心理的な問題解決を図る、そして占い以外の知識や経験で占断結果をどう活かすかを考えることもする。

占術のスペシャリストというのは当然のこととしても、それ以外のものも含めた総合的な力が占い師には必要だと思う。

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2015年7月に「いちばんやさしいタロットリーディングの教科書」をナツメ社より出版しました。リーディング52例を掲載しタロットカード78枚について、正位置・逆位置すべてについて詳細な解説をしています。おかげさまで、2021年8月現在で第15刷発行と版を重ねています。

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人間関係カウンセリング 手賀敬介@keitaatega 

冷静を装っている裏には自信のなさがあるかもしれない。 早口でまくし立てるように喋る心の内には焦りがあるのかもしれない。 「そのように見えた」というだけではその人の本当の心の状態までは分からない。 表情と心の内のギャップにその人の問題が潜んでいる。2020年09月23日 15:00

タロット78枚フルデッキ&リーディング1日講座

タロット78枚フルデッキ&リーディング1日講座ではタロットカードの意味を覚える事とリーディング力を身に付けることを同時に学ぶことができます。

いきなり初心者がリーディング力と言われてもピンとこないかもしれませんが、タロットは想像力を働かせれば全くの初心者でもけっこうリーディングができるものです。

逆にカードを暗記することに必死になり過ぎていると、なかなかリーディング力が上達しないというのがタロットです。

タロットはまずは意味に囚われずに自由な発想で読むことが基本です。

そこから徐々にカードの意味をつかんでいきリーディングの幅を広げていくのが最も上達への近道です。暗記から入るのではありません。

本講座では78枚フルデッキを使い、カードの意味をストーリーを通して説明していきます。

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そして各カードのテーマとなる意味を覚え、そこから自由にカードを読みながらタロットを学んでいきます。その後に実践的なリーディングのポイントを覚えて、1日講座でしっかりとタロットリーディングができるレベルを目指します。

講座内容

<タロットの基礎知識>

①タロットに秘められた数字と色の意味を掴みタロットを知る

②タロットのストーリーを通してカードを理解する

③大アルカナの説明

④リーディング練習1回目 (自由な発想でカードを読む)

⑤実践リーディングのポイントの説明

⑥小アルカナ(ワンド/カップ)の説明

⑦リーディング練習2回目 (ポイントを踏まえてタロットを読む)

⑧小アルカナ(ソード/ペンタクル)

⑨リーディング練習3回目 (総合的にタロットを読む)

<タロットの実践鑑定での使い方>

①相談内容についての情報の集め方

②未来の出来事への対処法を推測する

③相談者の悩みの原因は本当にそこなのか?

④表に出ない隠された人間関係(原因)を観る

⑤最終結果をより良くするキーカードの探り方

<講座の復習&質問>

分からない点の整理・重要な箇所の復習等

講座で覚えるスプレッド

〇スリーカード

〇二者択一スプレッド

〇ラ・クルース (手賀敬介オリジナルスプレッド)

〇ケルト十字スプレット

タロット78枚フルデッキ&リーディング1日講座では、筆記用具とリーディング練習をするので、もしお持ちでしたらタロットカード(ウェイト・ライダー版)をご用意ください。

タロット1日講座のお申込み

1日講座は大門駅(東京)から徒歩5分のセッションスペースで行います。

詳しい場所は講座申込後にご案内いたします。

駅近くの静かな場所で講座を受けることができます。

鑑定について

ご希望の日にちと時間をご連絡ください。

ZOOM/電話鑑定:15分1500円 30分3000円

対面鑑定:30分5000円

鑑定時間は11時〜20時の間のご希望の時間になります。

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