一般に偏官は凶星と言われています。(劫財、傷官、偏官、偏印は凶星というのが通説です)
では、本当にそんなに悪いのかというと、そうでもありません。
偏官の人は、正義感が強い人が多いです。
そして部下や弟子など、目下の者を大切にします。
ですが、正義感が強いがために、不正を嫌うところがあります。
たとえ上司と言えども、不正をしたり、間違った事をしたりすると、それを正したくなります。
偏官を時代劇の人物で表すと、鬼平犯科帳の長谷川平蔵のような感じでしょうか。
頼もしい親分と言った感じが偏官の特徴です。
そして、偏官の人は官に偏と書くように、何でもかんでも組織や上司に反抗的であるイメージがありますが、実際はそうでもありません。
むしろ、上下関係を大切にします。
そして、組織の維持を図ります。
さらに、人を大切にします。
しかし、その一方
上下関係を無視したドライな関係には、あまりうまく馴染めません。
組織が理想的にまとまっているときには、その組織を壊そうとしたり、反発したり、攻撃を加えてくるような人を厳しく取り締まるようなこともします。
しかし、組織自体が不正をしたり、間違った事をしたり、人をないがしろにしたりすると、その組織に反発し、それが極端に出ると、その組織の改革に手を貸し、理想的な組織の状態を創ろうとします。
このあたりが、昔の封建時代には凶星と言われた所以なのでしょう。
しかし偏官をもってただちに凶星であるとは言えません。
偏官を持っている人は、そのあたりを良く考えて自分を見つめてみてくださいね(=⌒▽⌒=)
②正官はこんな人
正官の性質が強い人は、真面目な人です( ̄▽+ ̄*)
しかし、真面目と言うのなら偏官の人も真面目です。
では、偏官と正官の真面目さはどこが違うのかということですが。
偏官の人は、自分が所属する組織を維持しようという積極性があります。
それに対して、正官の人は、自分が積極的に組織を維持しようというよりも、組織に適応しようとします。
自分が所属する組織に対して積極的に働きかけようとするか。
それとも組織に対して、そこに適応してやっていこうとする気持ちを持つか。
大きく言いますとそういう違いがあります。
どちらも大切なことですが、より組織の中で生きていきやすいのは、正官の方かもしれません。
偏官の性質は、ある程度上の立場に立てば大変に活躍できるものとなりますが、組織の中で出世していく人は限られています。
ですから、正官のように、適応しようという態度の方が結局は残っていく場合が多いのかもしれません。
正官が、なぜ正しい官と書くのは、そんなところに理由があるのかもしれません。
偏官は官を傾けると言いますが、実際はそういうものではなく、封建時代においては、皇帝の立場に比肩してくる可能性がある能力という性質で疎まれたのでしょう。
封建時代においては、正官の方が、まさに正しい官職に就けたということなのでしょう。(現代でもそうかもしれませんが)
ちなみに正官のある人は、男性であれば良き父親やマイホームパパ、女性であれば家庭を護る良妻になる人が多いです。
結婚相手の命式を調べてみるのもよいかもしれないですね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ツイッターで占いや運命について書いています。また占いでは人を観るという視点から心理面についても書いています。
講座の特徴
タロット78枚フルデッキ&リーディング1日講座ではタロットカードの意味を覚える事とリーディング力を身に付けることを同時に学ぶことができます。
いきなり初心者がリーディング力と言われてもピンとこないかもしれませんが、タロットは想像力を働かせれば全くの初心者でもけっこうリーディングができるものです。
逆にカードを暗記することに必死になり過ぎていると、なかなかリーディング力が上達しないというのがタロットです。
タロットはまずは意味に囚われずに自由な発想で読むことが基本です。
そこから徐々にカードの意味をつかんでいきリーディングの幅を広げていくのが最も上達への近道です。暗記から入るのではありません。
本講座では78枚フルデッキを使い、カードの意味をストーリーを通して説明していきます。
そしてカードの意味を理解できたら、次に実践的なタロットリーディングの技法について解説いたします。単なる形式的なリーディングの進め方ではなく、私が実践の中から学んだタロットを読む技法についての説明になります。
これを知ることで長い実践経験がなければ分らないリーディングの理解が深まり、講座を終えてすぐ実際のリーディングに活用することができます。
リーディングを理解したところで次に占いに特化したカウンセリング技法について学びます。
膨大な内容のカウンセリングを全て理解する必要はありません。
占い師が実践的に使える占い特化型カウンセリングを修得します。分かりやすく簡潔にまとめたカウンセリング技法になりますので、すぐに理解でき、即座に実践で使うことができます。
講座内容

タロット占い師として必要な知識を87ページの資料にまとめています。

①タロットカードはストーリーで構成されています。カードの意味を覚えるにはストーリーを理解することが重要です。意味を暗記するのではなくカードの意味を創造するのがタロットです。

②タロットカードの中でも人物カードは読みにくいと言われています。本講座では図を用いて人物カードをしっかり理解できるように解説します。コツを掴むことで人物カードを読むことができます。

③タロットカードの意味を覚えたら実際の読み方について解説します。タロットはカードの意味を知っているだけでは不十分です。どうしたら相手にきちんとリーディング結果を伝えることができるのかについて学んでいきます。

④タロットリーディングでは絶対に抑えておかなければいけない重要なポイントがあります。タロットを読めても実際に相談者の問題を解決できるわけではありません。ここでは実践的なリーディングする技術について解説します。

⑤相談者の悩みをより詳しく理解するためのカウンセリングについて学びます。占い師がアドバイスをしても相談者に響かないということがあります。実践鑑定ではカウンセリング的アプローチは欠かすことができません。
五段階のステップでタロットを修得します
①タロットカードの意味を覚える
②タロットの読み方を理解する
③タロットリーディングの技法を修得
④タロットを使用したカウンセリング的アプローチの習得
⑤鑑定のポイントを抑える

五つのステップを通してタロット占い師として独立する力が身に付きます。全てのステップを一日で学ぶ講座です。
講座で覚えるスプレッド
〇スリーカード
〇二者択一スプレッド
〇ラ・クルース (手賀敬介オリジナルスプレッド)
〇ケルト十字スプレット
タロット78枚フルデッキ&リーディング1日講座では資料を用意しますので当日は筆記用具をご用意いただければ大丈夫です。
書籍
2015年7月に「いちばんやさしいタロットリーディングの教科書」をナツメ社より出版しました。リーディング52例を掲載しタロットカード78枚について、正位置・逆位置すべてについて詳細な解説をしています。おかげさまで、2021年8月現在で第15刷発行と版を重ねています。
タロット1日講座のお申込み
1日講座は大門駅(東京)から徒歩5分のセッションスペースで行います。駅近くの静かな場所で講座を受けることができます。
詳しい場所は講座申込後にご案内いたします。
対面講座:11時~17時
ZOOM/Skype講座:10時~16時 (希望の日でマンツーマン講座になります)
リモート講座では音声だけでなくお互いの画像が見える形での講座をお願いしております。講座資料だけでなく、画像を通して見せて説明するものもあるため、ご理解のほどお願いいたします。
対面講座で2名以上のグループ受講の方は講座スペースをご用意いただけましたら、講座料10000円(通常は15000円)で開講いたします。
鑑定について
ご希望の日にちと時間をご連絡ください。
ZOOM/スカイプ/電話鑑定:15分1500円 30分3000円 (10時~20時)
対面鑑定:30分5000円 (11時~20時) 鑑定場所は都内のレンタルスペース (渋谷/中野/板橋)
ただし、対面鑑定はご希望の鑑定場所(喫茶店等)があれば、そちらまでお伺いして鑑定いたします。ご相談ください。
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