目次
①正確に相手に言葉を伝えるというのとは違う
②詐欺師から偉人まで
③人から学ぶ
①正確に相手に言葉を伝えるというのとは違う
言葉がうまいというと、正確に相手に自分の思っていることを伝える技術と思うかもしれないけど、実際はそういう意味ではない。
自分の思っていることをきちんと話せるというのは国語力として学習すれば誰でもそれなりにできるようになる。つまり勉強して知識として学ぶもの。
しかし、言葉が巧みというのはそういうものではなく、学校で学習して覚えるものではない。
学習した知識としての言葉の正確さというのは、相手には情報として伝わるだけのもので、その情報を知ったとしても心が動くことはない。
そうではなく、言葉が巧みであるというのは、言葉によって相手の心を動かすことができる力。頭に知識として入る情報ではなく、心に響くもの。
それが出来る人が、平たく言うと口がうまい人ということになる。
では、学習した知識としての言葉の使い方と言葉が巧みという人の差は何かというと、それは人間を知っているかどうかだと思う。
②詐欺師から偉人まで
口がうまいというと詐欺師を思い浮かべる人もいると思う。
その一方では演説が上手い、人を動かすのが巧み、言葉で人を説得するのがうまいなどの人もいる。ソクラテスのような偉人もいる。
詐欺師と偉人では全く次元が異なるけど、共通していることがある。
それは人間心理をよく知っていること。人間というものを知り、そこから言葉が出てくること。人を動かすとは何かを知っているということ。
それが国語力としての言葉使いと言葉が巧みという人の違い。
中には自分は口下手で…..という人もいるかと思う。でも実は口下手というのは国語力がまずいとか、うまく話せないということではなく人間を知らないというのが根本にあるのではないかと思っている。
人間を知ることで言葉は自然と出てくる。何も人間を知るといっても難しく心理学を学ばなければならないということではなく、人付き合いを通して体感的に分かってくるもの。これは学問ではない。
どう話せば相手に伝わるか、話し方の強弱や、言葉遣いなど人間関係を通して身についてくる。
さらに人間心理まで踏み込んで知るというのは特別な人たちがすること。
③人から学ぶ
言葉と言うのは人から学ぶもの。そして、そこからさらに人間を知るというのも人から学ぶもの。
どこまでいっても人は人から教えられる、人と触れ合う、人を観ることから学んでいく。
この視点が欠けて、ただ学校の勉強だけする、これだけで背丈ばかりが大きくなると国語力と言う意味ではなく言葉を知らない、コミュニケーション能力に支障がある人間が出てくると思う。
口が上手いというとあまり良い印象はないけど、それ自体は悪い事ではない。詐欺師は人間心理を知り口のうまさを人を騙すことに使っているけど、自分の話したいことをどう伝えたら相手に届くか、どのような会話の進め方が良いかなどを体得していることは素晴らしいことだと思う。それを善用するか悪用するかはその人次第ということになるけど。
学校を卒業すれば仕事のスキルが生きていく手段になるというけれども、社会での一般的な仕事というのは特別にスキルというほどの難解なものではない。それほど難解なものであれば誰も社会で仕事ができずに極限られた一部の人しか仕事ができないということになってしまう。でも実際はそうなっていない。
社会でのスキルと呼ばれるもののほとんどは人とのコミュニケーション能力に尽きるのではと思う。
営業は話す力、交渉力。これは人間を知っているというのが重要になってくる。事務では文章作成能力。これは独りよがりではない誰にでも伝わるような書き方が重要になってくる。つまりコミュニケーション能力ということになる。
言葉を人から学び、さらに人間心理を知ることで人と円満に付き合う、時には人を動かす言葉を学ぶ。
口下手と言うのはイコール社会性が弱いということにもなってしまうので、人から学ぶ姿勢を念頭に置いた生活を心がけるとよいのではと思います。
ツイッターで占いや運命について書いています。また占いでは人を観るという視点から心理面についても書いています。
講座の特徴
タロット78枚フルデッキ&リーディング1日講座ではタロットカードの意味を覚える事とリーディング力を身に付けることを同時に学ぶことができます。
いきなり初心者がリーディング力と言われてもピンとこないかもしれませんが、タロットは想像力を働かせれば全くの初心者でもけっこうリーディングができるものです。
逆にカードを暗記することに必死になり過ぎていると、なかなかリーディング力が上達しないというのがタロットです。
タロットはまずは意味に囚われずに自由な発想で読むことが基本です。
そこから徐々にカードの意味をつかんでいきリーディングの幅を広げていくのが最も上達への近道です。暗記から入るのではありません。
本講座では78枚フルデッキを使い、カードの意味をストーリーを通して説明していきます。
そしてカードの意味を理解できたら、次に実践的なタロットリーディングの技法について解説いたします。単なる形式的なリーディングの進め方ではなく、私が実践の中から学んだタロットを読む技法についての説明になります。
これを知ることで長い実践経験がなければ分らないリーディングの理解が深まり、講座を終えてすぐ実際のリーディングに活用することができます。
リーディングを理解したところで次に占いに特化したカウンセリング技法について学びます。
膨大な内容のカウンセリングを全て理解する必要はありません。
占い師が実践的に使える占い特化型カウンセリングを修得します。分かりやすく簡潔にまとめたカウンセリング技法になりますので、すぐに理解でき、即座に実践で使うことができます。
講座内容

タロット占い師として必要な知識を87ページの資料にまとめています。

①タロットカードはストーリーで構成されています。カードの意味を覚えるにはストーリーを理解することが重要です。意味を暗記するのではなくカードの意味を創造するのがタロットです。

②タロットカードの中でも人物カードは読みにくいと言われています。本講座では図を用いて人物カードをしっかり理解できるように解説します。コツを掴むことで人物カードを読むことができます。

③タロットカードの意味を覚えたら実際の読み方について解説します。タロットはカードの意味を知っているだけでは不十分です。どうしたら相手にきちんとリーディング結果を伝えることができるのかについて学んでいきます。

④タロットリーディングでは絶対に抑えておかなければいけない重要なポイントがあります。タロットを読めても実際に相談者の問題を解決できるわけではありません。ここでは実践的なリーディングする技術について解説します。

⑤相談者の悩みをより詳しく理解するためのカウンセリングについて学びます。占い師がアドバイスをしても相談者に響かないということがあります。実践鑑定ではカウンセリング的アプローチは欠かすことができません。
五段階のステップでタロットを修得します
①タロットカードの意味を覚える
②タロットの読み方を理解する
③タロットリーディングの技法を修得
④タロットを使用したカウンセリング的アプローチの習得
⑤鑑定のポイントを抑える

五つのステップを通してタロット占い師として独立する力が身に付きます。全てのステップを一日で学ぶ講座です。
講座で覚えるスプレッド
〇スリーカード
〇二者択一スプレッド
〇ラ・クルース (手賀敬介オリジナルスプレッド)
〇ケルト十字スプレット
タロット78枚フルデッキ&リーディング1日講座では資料を用意しますので当日は筆記用具をご用意いただければ大丈夫です。
書籍
2015年7月に「いちばんやさしいタロットリーディングの教科書」をナツメ社より出版しました。リーディング52例を掲載しタロットカード78枚について、正位置・逆位置すべてについて詳細な解説をしています。おかげさまで、2021年8月現在で第15刷発行と版を重ねています。
タロット1日講座のお申込み
1日講座は大門駅(東京)から徒歩5分のセッションスペースで行います。駅近くの静かな場所で講座を受けることができます。
詳しい場所は講座申込後にご案内いたします。
対面講座:11時~17時
ZOOM/Skype講座:10時~16時 (希望の日でマンツーマン講座になります)
リモート講座では音声だけでなくお互いの画像が見える形での講座をお願いしております。講座資料だけでなく、画像を通して見せて説明するものもあるため、ご理解のほどお願いいたします。
2名以上でのグループ受講の方は講座スペースをご用意いただけましたら、講座料10000円(通常は15000円)で開講いたします。
鑑定について
ご希望の日にちと時間をご連絡ください。
ZOOM/スカイプ/電話鑑定:15分1500円 30分3000円 (10時~20時)
対面鑑定:30分5000円 (11時~20時) 鑑定場所は都内のレンタルスペース (渋谷/中野/板橋)
ただし、対面鑑定はご希望の鑑定場所(喫茶店等)があれば、そちらまでお伺いして鑑定いたします。ご相談ください。
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